朝礼挨拶・スピーチのネタおよび実例集

愛の心を養おう ~好意はAテン神経に火をともす

 

実験をしました。
檻の中のお猿さんに、ヘビのおもちゃを近づけて見せたところ、目をむいてとび上がって驚き、おびえきってしまったそうです。

 

次に、猿の脳の中にある、Aテン神経という、好き・嫌いを判断する中枢を取り去った猿に同じようにヘビのおもちゃを近づけてみると、驚くことも、怖がることもなく、手でつかみ無表情で口にくわえていたというのです。

 

この2つの実験からわかることは、猿にしろ人にしろ、好き嫌いを分別する中枢がAテン神経であるということです。

 

このAテン神経は大脳の司令塔ともいえるおでこのあたりにある意思決定の座と直結しており、この司令塔で「好きだ」と指令を発するとAテン神経に火がともり、ドーバミンという快感ホルモンを体じゅうに送り出すということです。

 

このドーバミンが体内を回ると、気分が良くなり、表情もなごやかになる、その結果、そのことや相手をますます好きになるというのです。

 

逆にいやだ、嫌いだという指令を出すAテン神経の火が消え、恐怖のホルモン、アドレナリンや怒りのホルモン、ノルアドレナリンが体内にめぐり、不愉快になるというのです。

 

以上今朝は感情を支配するAテン神経の働きについて述べましたが、人や事物に好きという感情を常にもち、Aテン神経に火をともそうではありませんか。

 

 

出典:1分間朝礼とっておき新ネタ200