朝礼挨拶・スピーチのネタおよび実例集

チャップリンの、生きていく上で必要なもの ~それは夢と勇気とちょっとしたお金

 

今朝はチャップリンの有名な言葉として今に残っている「人生を生きていく上で必要なものは、夢と勇気とちょっとしたお金」について話してみます。

 

チャップリンの作品の代表にあげられている「黄金狂時代」、「モダンタイムズ」、「殺人狂時代」をとりあげて説明してみます。

 

黄金狂時代は十九世紀の後半に起こったゴールドラッシュをとりあげ、金を崇拝し、金にふり回される拝金主義を痛烈に批判、人間らしく生きることを映画をとおして訴えています。モダンタイムズは、ベルトコンベアにふり回され機械に使われる人間の悲劇を描き、人間は人間らしく生きようと訴えています。殺人狂時代は”一人殺せば殺人犯、戦争で大量殺人をすれば英雄”と戦争と権力を風刺、批判しています。

 

以上チャップリン映画を解説しましたが、チャップリン映画は、一見楽しい喜劇です。

 

しかし、これらの映画にはチャップリンの人間らしく生きる夢が描かれています。

 

人生は金じゃない、機械や、権力にふりまわされてはいけないという夢が込められています。そしてこれらの映画は、多くの弾圧をはねのける勇気にもとづくものでした。

 

以上のような祈りにも似たチャップリンの人生観が「人生を生きていく上で必要なものは夢とちょっとしたお金」という言葉になったものと考え、私もチャップリンにあやかり、夢と勇気とわずかな金をもとめて頑張ろうと考えております。

 

 

出典:1分間朝礼とっておき新ネタ200