朝礼挨拶・スピーチのネタおよび実例集

いつも誤解されている人 ― この一言を忘れていないか?

 

人間とはどういう動物なのでしょうか。いろいろな特徴をあげることができますが、一番大きなことは、言語を持っている、ということです。動物の鳴き声のように、単純な感情だけを表すのではなくて、かなり複雑な内容を口頭で伝えたり、文字に残したりできるのは、まさに人類ならではの文化が生み出したものです。

 

しかし言葉は便利であるだけに、使いこなすのは大変です。たいていの場合、言葉のやりとりには、正しく意思が伝わることより、誤解が生じしていますことのほうが多いと言えます。不用意な一言によって、仲の良い友達を失ってしまったり、言葉が足りなかったために、愛する人と別れてしまったり、この世は言葉ひとつで生き死にさえありうる世界です。

 

それだけに、状況に応じて言葉をうまく使いこなせる人は、みんなの好意や共感を集めることができます。たとえば好きな異性に対して、会うたびに明るく言葉を交わしたら、きっと相手も好感を持ってくれるでしょう。もちろん、これは恋愛以外でも同じです。

 

まず、会社に出社したときの「おはようございます」と、退社するときの「お疲れさまでした」というだけでも、本当に心をこえて声をかけてみませんか。それだけでも、お互いに何となく元気が出てきて、明るい職場に変わっていくものです。

 

出典:1分間朝礼とっておき新ネタ200